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フェデラーに勝ち喜ぶカルロビッチ |
画像提供: Getty/AFLO |
男子テニスツアーのマスターズ大会であるWSファイナンシャル・グループ・マスターズ(アメリカ/シンシナティ、賞金総額261万5000ドル、ハード)は31日、シングルス3回戦を行い、ノーシードのI・カルロビッチ(クロアチア)が、第1シードのR・フェデラー(スイス)を7-6 (8-6), 4-6, 7-6 (7-5)で下す波乱が起きた。
この日のカルロビッチは、サーブが絶好調で、22本のサービスエースを記録するなど、2つのタイブレークを制し、7回目の対戦で初めての金星をフェデラーから挙げた。一方のフェデラーは、自らのサービスゲームでは82%のポイント(97本中80本)をとり、カルロビッチにブレークをさせなかったが、208cmの長身から繰り出される、カルロビッチの強力なビッグサーブを攻略できなかった。
カルロビッチは、準々決勝でP・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。コールシュライバーは、R・ソデルリング(スウェーデン)を7-6 (7-4), 5-7, 7-6 (10-8)と接戦で下しての勝ち上がり。
第2シードのR・ナダル(スペイン)は、T・ハース(ドイツ)を6-4, 7-6 (7-0)で下し、準々決勝を進出を決め、世界ランク1位獲りにまた一歩前進した。今大会でナダルが世界王者になる条件は2つあり、一つは現王者のフェデラーが準決勝前に敗退すること、そして二つ目は、ナダルが今大会で優勝することだった。フェデラーがこの日敗退したことで、念願の王座獲得に向け、障害がなくなったナダルは、N・ラペンティ(エクアドル)と準々決勝で対戦する。
ラペンティは、第10シードのF・ベルダスコ(スペイン)を6-3, 7-5で下し、今大会初のベスト8入りを決めており、前日の2回戦では第5シードのD・フェレール(スペイン)を破る活躍を見せている。
第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は、A・セッピ(イタリア)を6-1, 6-2で一蹴し、順当にベスト8に進出した。わずか59分でセッピから勝利を収めたジョコビッチは、準々決勝でE・ガルビス(ラトビア)と対戦する。
ノーシードのガルビスは、3回戦で第7シードのJ・ブレーク(アメリカ)を6-4, 1-6, 6-3で下し、準々決勝進出を決めた。今季の全仏オープンでベスト8に入り、ブレークを果たした19歳のガルビスは、ウィンブルドンでは2回戦でナダルに敗れるも、その潜在能力の高さには定評がある。
残るベスト8には、第8シードのA・マレー(英国)と、元王者のC・モーヤ(スペイン)が名乗りを上げている。
マレーは、D・ツルスノフ(ロシア)を6-3, 6-3と危なげなく下し、4大会連続での準々決勝進出を果たした。現在世界ランク9位のマレーは、今季これまで32勝12敗と好調で、ウィンブルドンで初のベスト8に入り、先週のトロント・マスターズではベスト4に入るなど、尻上がりに調子を上げている。
そのマレーとベスト4をかけて対戦するのが、31歳のモーヤだ。前日に中断となった、第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)との2回戦に7-6 (10-8), 4-6, 6-2で勝利したモーヤは、同じ日に行われた、I・アンドレエフ(ロシア)との3回戦を6-4, 7-6 (7-2)で勝利し、8強入りを果たした。
今大会の優勝賞金は42万ドル。
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