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ファミリー・サークル・カップ（米国サウスカロライナ州、ティア１、賞金総額１３４万ドル、クレー）は２日目の火曜日、昨日に続き杉山愛（日本）がシングルス２回戦に登場したが、第１０シードのＡ・サバイ（ハンガリー）に5-7, 6-3, 4-6の接戦の末に敗れ、上位進出とはいかなかった。

杉山は大会初日の昨日、後輩で若干１８歳の森田あゆみ（日本）と１回戦を行い勝利していたが、この日は１９歳のサバイに、各セット接戦に持ち込まれる苦しい展開で、惜しくも３回戦進出を逃した。

同じく２回戦に登場した、ランキング６位で第３シードのＡ・チャクエタゼ（ロシア）に波乱が起きた。チャクエタゼは、ノーシードでランキング８６位のＳ・シルステア（ルーマニア）に2-6, 6-1, 2-6で敗れてしまい、上位８シード選手は２回戦からの登場のため、まさかの初戦敗退に終わってしまった。２月にパリで自身７度目のタイトルを獲得以降、これで４勝５敗と全くリズムを崩してしまった彼女。全仏オープンへ向けて、調子の波を取り戻せるのか。

その他の２回戦では、第６シードのＭ・バルトリ（フランス）がＣ・デラクア（オーストラリア）を7-5, 4-6, 6-1で、第８シードのＤ・サフィーナ（ロシア）がＬ・ドミンゲス=リノ（スペイン）を6-1, 6-4で下して、順当に３回戦進出を決めた。

この日行われた残りの１回戦では、第１３シードのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）がＣ・スキーパーズを6-1, 6-0で下して２回戦進出を決めたが、第１４シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）はＴ・ペレビニス（ウクライナ）に6-4, 0-6, 5-7で、第１６シードのＭ・クライチェック（オランダ）もＡ・コルネ（フランス）に3-6, 6-3, 4-6で敗れ、初戦で姿を消した。

この日のナイトセッションには、地元期待の第５シード、Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）がＧ・ドゥルコ（アルゼンチン）との２回戦に登場する。

その他の結果は以下の通り。
Ｂ・マテック（アメリカ） ○-× Ｍ・ユアン（中国）, 6-3, 4-6, 6-2
Ｊ・クレイバス（アメリカ） ○-× Ｖ・レプシェンコ（ウズベキスタン）, 6-2, 6-2
Ｅ・ガロビッツ（ルーマニア） ○-× Ｍ・ショーネシー（アメリカ）, 6-3, 3-0, 途中棄権
Ａ・ロディオノワ（ロシア） ○-× Ｄ・チブルコワ（スロバキア）, 6-4, 1-0, 途中棄権
Ｏ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ） ○-× Ｅ・ヴェスニナ（ロシア）, 6-3, 6-2
Ｖ・ルアノ=パスクアル（スペイン） ○-× Ｏ・プチコワ, 4-6, 7-5, 6-0

今大会の優勝賞金は１９万６千９００ドル。