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クレーシーズン開幕戦として月曜日に開幕したボシュ・ロム選手権（ティア２、賞金総額６０万ドル）は、初日の月曜日に予選を勝ち上がった森田あゆみ（日本）が１回戦に登場し、Ｎ・デシー（フランス）を6-4, 6-3のストレートで下し２回戦進出を決めた。

現在世界ランキング１１４位の森田は、予選第１１シードとして出場し、日曜日に行われた最終ラウンドでは、Ｖ・レプチェンコを6-4, 3-6, 7-6(8-6)と、３時間半に渡る接戦を制しての本戦入り。この日はその疲れも見せず、ベテランのデシーをリターンで圧倒し、初戦突破を果たした。

今大会のシードは１６選手で上位８選手は１回戦を免除されている。この日行われた１回戦に登場したシード勢は、そろって勝利した。第９シードのＳ・バンマー（オーストリア）が主催者推薦のＡ・オーリックを6-3, 7-6 (7-2)で、第１３シードのＶ・ラッツァーノ（フランス）が予選上がりのＹ・フェダク（ウクライナ）を6-2, 6-1で、第１５シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）がＭ・Ｅ・サレルニ（アルゼンチン）を6-4, 6-3でそれぞれ下した。

今大会の第１シードはＭ・シャラポワ（ロシア）で、先月行われたインディアン・ウェルズの準決勝でＳ・クズネツォワ（ロシア）にその連勝を止められるまで、今季これまで全豪オープン、ドーハと優勝を飾り１８連勝を記録するほど好調であった。しかし、肩の怪我を理由に、先週まで行われていたソニー・エリクソン・オープンを欠場していた。

シャラポワの初戦の相手は、予選を勝ち上がったＢ・ザーロバ・ストリツォバ（チェコ共和国）で、この日Ｔ・バシンスキー（スイス）を6-2, 6-4で下しての勝ち上がり。

第２シードがＡ・チャクエタゼ（ロシア）で森田と２回戦を行う。第３シードがＤ・ハンチュコバ（スロバキア）、第４シードがＭ・バルトリ（フランス）、第５シードがＰ・シュニーダー（スイス）、第６シードがＤ・サフィーナ（ロシア）、第７シードにＡ・ラドワンスカ（ポーランド）、第８シードがＡ・サバイ（ハンガリー）と続く。

今大会過去の優勝経験者は、第１１シードのＡ・モレスモ（フランス）と第１６シードのＬ・ダベンポート（アメリカ）。モレスモは月曜日のナイトセッションに登場し、Ｏ・サウチュック（ウクライナ）と１回戦を行う。ダベンポートは火曜日に主催者推薦のＶ・キング（アメリカ）と対戦する。

その他の試合結果は以下の通り。
Ｊ・クレイバス（アメリカ） ○-× Ａ・アマンムラドワ（ウズベキスタン）, 7-6 (7-1), 7-6 (7-4)
Ｍ・ドマホウスカ（ポーランド） ○-× Ｍ・ショーネシー（アメリカ）, 6-2, 6-2
Ｍ・シンク（ハンガリー） ○-× Ｃ・デラクア（オーストラリア）, 7-5, 6-2
Ｅ・マカロバ（ロシア） ○-× Ａ・レザイ（フランス）, 6-2, 2-6, 7-5
Ｏ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ） ○-× Ｖ・ルアノ=パスクアル（スペイン）, 6-3, 6-3
Ｌ・サファロバ（チェコ共和国） ○-× Ｔ・タナスガーン（タイ）, 6-1, 6-3
Ｔ・ペレビニス（ウクライナ） ○-× Ｓ・ポン（中国）, 6-4, 7-5
Ａ・コルネ（フランス） ○-× Ｍ・クライチェック（オランダ）, 6-2, 6-1

今大会の優勝賞金は９万５千５００ドル。