HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
SAPオープン(賞金総額43万6千ドル)のシングルス2回戦が21日、アメリカ、カリフォルニア州サンノゼのHPパビリオンで行われ、先週のデルレイビーチ国際で日本人男子として16年ぶりのツアー優勝を飾った錦織圭(日本)が第1シードのA・ロディック(アメリカ)と対戦したが、2-6, 4-6で敗れ、ベスト8進出はならなかった。
デルレイビーチ国際の予選から数えて9連勝中だった錦織だが、この日は世界ランク6位と格上のロディックに、トップレベルの男子テニスの厳しさを教えられる格好となった。
第1セットの第1ゲーム、錦織はロディックのサービスゲームで序盤からネットプレーやリターンエースなど積極的な姿勢を見せていく。しかし第2ゲームではデュースからミスを重ねて、この試合最初のブレークを許すと、その後は攻め急ぎからかエラーを重ね、得意のフォアハンドでも凡ミスを量産。第4、第6ゲームをキープしたものの、2-5で迎えた第8ゲームを再びロディックに破られ、1度もブレークポイントを握れないまま第1セットを2-6で落とした。
第2セットでは、調子を取り戻した錦織が第3ゲームで先にサービスブレークを決めたが、元王者ロディックがすぐさまブレークバックに成功し、2-2に追いつく。その後は両者ともに自らの持ち味を出し、錦織はフォアハンドで、ロディックはサーブで試合を組み立ててキープを続けていったが、こう着状態が破られたのが第10ゲーム。最後は錦織のショットがアウトし、ロディックがサービスをブレーク、1時間3分の試合に幕が下りた。
この試合でロディックは7本のサービスエースを決め、ファーストサーブ成功率では72パーセントと高い確率を残し、ファーストサーブが入ったときは74パーセントをポイントにつなげた。
一方、錦織のファーストサーブ成功率は60パーセントに止まり、サーブからのポイント獲得率ははファースト、セカンドサーブともに50パーセント台だった。
この結果、同大会3度目の優勝を狙うロディックは、準々決勝で同胞のM・フィッシュ(アメリカ)と対戦することになった。フィッシュはD・グレメルマイヤー(ドイツ)に6-7 (7-4), 6-3, 6-3で逆転勝ちした。
シード勢の試合では、第2シードのJ・ブレーク(アメリカ)がJ・レヴィン(アメリカ)に6-3, 6-4で快勝したが、第3シードのT・ハース(ドイツ)はJ・アイズナー(アメリカ)に6-4, 6-7 (8-10), 3-6で逆転負けを喫した。
その他の試合では、ルー・イェンスン(台湾)がW・オディスニク(アメリカ)に6-4, 6-4で勝ってベスト8進出を決め、準々決勝での第4シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)との対戦を決めた。
その他のニュース
11月24日 11月23日 清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ (16時53分) 【1ポイント速報】清水悠太 横浜慶應チャレンジャー準決勝 (15時23分) 11月22日 【1ポイント速報】慶應チャレンジャー2回戦 (13時57分) 11月21日 |
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.