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デルレイビーチ国際(賞金総額41万1千ドル)は16日、シングルス準決勝を行い、予選勝ち上がりの錦織圭(日本)が第3シードのS・クエリー(アメリカ)に4-6, 6-2, 7-6 (9-7)で逆転勝ちし、日本人選手としては松岡修造(日本)16年ぶりのツアー決勝進出を決めた。
世界ランク244位の錦織は、同62位のクエリーとは初対戦。198センチと長身のクエリーが5本のサービスエース決めて第1セットを先取したが、第2セットでは錦織がファーストサーブが入ったときは6本中6本でポイントにつなげるなど、サービスゲームで優位に試合を進めセットオールに。ファイナルセットではエースの数で錦織が3-2と上回り、4本のマッチポイントをしのいで、タイブレーク9-7で競り勝った。
決勝では、第1シードのJ・ブレーク(アメリカ)とR・ジネプリ(アメリカ)の勝者と顔を合わせる。
錦織は昨年7月にインディアナポリスで行われたRCA選手権でベスト8に進んでいたが、今大会ではその記録を塗り替え、ATPツアー参加6大会目で決勝進出を決めた。もし優勝すれば、1992年に2大会で決勝に進み、ソウル大会で優勝した松岡以来のツアー大会制覇となる。
錦織は現時点で、来週発表のランキングで145位前後になることが決まっており、優勝すれば125以前後に急上昇することになる。
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