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（フランス、メッツ）

モゼール・オープン（賞金総額５０万ドル）は水曜日、トップシードのＴ・ロブレド（スペイン）がＡ・セッピ（イタリア）との２回戦に6-4, 6-2で勝利し、準々決勝へ駒を進めた。

世界ランク９位のロブレドは今大会唯一のトップ１０プレーヤーで、先月行われたチャイナ・オープンに続いて２大会連続での決勝進出を狙っている。同じドローの山にいた第４シードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）や第６シードのＧ・シモン（フランス）が火曜日に敗退したため、自身６度目で今季２度目の優勝も視野に入ってきた。

この日行われたシングルス２回戦のもう１試合では、予選から勝ち上がったＥ・コロレフ（ロシア）が昨年ベスト４のＭ・ジケル（フランス）を6-4, 7-6(7-3)のストレートで下し、８強に名を連ねた。

その他シングルス１回戦残り６試合が行われ、第２シードのＧ・カニャス（アルゼンチン）が予選勝者のＭ・レドフスキーを7-6(7-1), 6-4で下した。世界ランク１４位のカニャスは、ウィンブルドン以降５試合に出場したが４勝５敗と精彩を欠いている。ＵＳオープンでも２回戦でイ・ヒュンタク（韓国）に敗れ、他３大会で初戦敗退を喫していた。

２９歳のカニャスは、続く２回戦では昨年準優勝のＪ・メルツァー（オーストリア）と対戦する。カニャスは過去２度メルツァーと対戦し、カニャスが２勝している。

第８シードのＩ・アンドレエフ（ロシア）はＦ・サントロ（フランス）を6-3, 6-3で倒した。２４歳のアンドレエフは、今季２度目の４強入りを狙う。２回戦ではＮ・マス（チリ）を3-6, 6-4, 7-6(7-3)の逆転で下したＮ・ラペンティ（エクアドル）と顔を合わせる。その他この日の勝者は、Ｎ・マウー（フランス）、Ｓ・グロージャン（フランス）、Ｍ・ロドラ（フランス）となっている。

今大会の優勝賞金は７万９千ドル。