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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープン9日目の火曜、男子シングルス4回戦で第17シードC・モーヤ(スペイン)はE・グルビスを7-5, 6-2, 6-7 (5-7), 6-4で下し、今大会では4強入りした1998年以来となる準々決勝進出を果たした。
シングルスで残る選手中、最年長31歳のモーヤと最年少19歳のグルビスの試合は4時間以上に及び、モーヤも予想以上に手こずった。グルビスは3回戦で第8シードのT・ロブレド(スペイン)も倒しており、しかもここまで1セットも落とさない絶好調ぶり。一方のモーヤは3回戦のP・コールシュライバー(ドイツ)戦でもフルセットでの勝ち上がりだった。この日も第3セットを相手に取られると、第4セットではさらに気を引き締めて臨み、最後はクロスコートのウィナーを決めて試合に終止符を打った。
「自分が20歳くらいに若返ったかのようなプレーができているよ。僕が最年長ということもあってか、観客もすごく応援してくれるしね。」と好調をかみ締める元世界No.1のモーヤは、昨年はランキングも43位で終了したが、今年は全仏オープンでも8強入り、またクロアチアで通算20回目の優勝を上げるなどの活躍を見せ、ランキングも17位まで戻っている。
「去年くらいなら引退も考えたかもしれないけど、今は全く脳裏にないね。」と、心身ともに充実しているようだ。
準々決勝では、N・ジョコビッチ(セルビア)とJ・モナコ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
この日同じく4回戦を行ったJ・I・チェラ(アルゼンチン)もS・ワウリンカ(スイス)を6-4, 2-6, 6-7 (6-8), 6-1, 6-4 で退け、準々決勝に進んだ。
両者とも3回戦ではフルセットの激戦を演じた後で、この日のプレーにも疲労の跡が散見され、お互いにエラーが目立つ試合となった。特に第3セットは8ゲーム連続のブレーク合戦となった。
ファイナルセットは、ワウリンカが2-0とリードしたが、最後は経験に勝るチェラが最後の力を振り絞り、逆転に成功した。
準々決勝では、R・ナダル(スペイン)とD・フェレール(スペイン)の勝者と対戦する。
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