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(ドイツ、ハンブルグ)
ハンブルグ・マスターズ(賞金総額282万ドル、クレー)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのR・フェデラー(スイス)は第12シードのD・フェレール(スペイン)を6-3, 4-6, 6-3で下し、見事ベスト4進出を決めた。準決勝ではクレーを得意とするベテランC・モーヤ(スペイン)と対戦する。
フェデラーは8本のサービスエースを決め、また第2セットの4度のサービスブレークを乗り越え、フェレールとの対戦成績を7勝0敗とした。
「第2セットはサービスの調子が落ちてしまった。第3セットで調子が戻ったので助かったよ。」とフェデラーは試合を振り返った。フェレールについては「彼のリターンの威力はトップクラス。ブレークチャンスを活かすのが上手い。」と警戒したとのことだ。
フェデラーはこれで、今大会4度目の決勝進出まであと1勝と迫った。今大会では2002年、2004年と2005年に優勝した後、昨年は出場を見合わせていた。
準決勝の相手は1998年の全仏覇者モーヤ。クレーを得意とする30歳モーヤは、準々決勝で第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と2時間40分に及ぶ熱戦の末、7-6 (7-4), 4-6, 7-5で倒す波乱を演じた。ポイント数では112対111とモーヤがわずか1ポイント上回っただけだった。
「今日はとてもエキサイティングなゲームだった。」と語るモーヤは、「ここ数日ボールがよく打てており、とても調子がいい。このレベルでプレーができれば、トップの選手を倒すチャンスがあると思う。」と、久しぶりに充実した勝ち上がりを見せている。マスター大会では2004年のローマ以来となるベスト4進出。モーヤが今大会で最後に準決勝に進出したのは1999年のこと。
フェデラーとモーヤはこれまでフェデラーの6勝0敗。現役のATPプレーヤーで通算500勝を超えるのはこの二人だけで、モーヤが522勝、フェデラーが505勝となっている。
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