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(イギリス)
今年のウィンブルドン選手権の賞金額が24日発表され、昨年に比べ全体で8.7パーセント増額の1128万2710ポンド(約27億円)が支払われることになった。また男女の賞金が初めて同額となり、優勝者は70万ポンド(約1億7千万円)を手にする。
オールイングランド・クラブ会長のティム・フィリップス氏は、「2007年のウィンブルドン選手権はテニス大会史上最高額の賞金を支払う大会になる。ウィンブルドンを舞台に、選手たちが見せてくれる才能や最高のプレー、ドラマにみあった対価を提供したいと思う。」とコメントしている。
昨年は、男子優勝のR・フェデラー(スイス)が65万5千ポンド(約1億5千8百万円)を、女子優勝のA・モレスモ(フランス)が62万5千ポンド(約1億5千万円)を手にした。これまでウィンブルドンの男女の賞金額が違っていた理由としては、「男女では戦うセット数が違う。(男子が5セット、女子が3セット)」ということがあげられていたが、今回の変更は全仏オープンなど他のグランドスラム大会が男女同額にしたことに追随した格好となる。
また、昨年のUSオープンから始まったホークアイによるインスタント・リプレー・システムが導入されることとなった。同システムが使用されるのは、センターコートと第1コートのみ。
そして現在、センターコートでは開閉式の屋根を敷設するための工事も進んでおり、今年は85年の歴史の中で初めてセンターコートが屋根無しで選手、観客を迎え入れる。この工事は来年には完了する予定で、完成した暁には客席も現在の1万3千8百席から1万5千席に増設される。
今年のウィンブルドンは6月25日から7月8日まで行われる。
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