HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
USオープン10日目、アームストロング・スタジアムで男子シングルス4回戦が行われ、今大会第7シードのN・ダビデンコ(ロシア)がA・マレー(英国)を6-1 5-7 6-3 6-0 の4セットで下し、自身初となるUSオープン準々決勝進出を決めた。ダビデンコは準々決勝で、M・サフィン(ロシア)を4-6, 6-3, 2-6, 6-2, 7-6 (7-5)で下したT・ハース(ドイツ)と戦う。B・ギルバードをコーチに招聘して以降、快進撃を続けてきたマレーだったが惜しくもベスト8入りはならなかった。
雨天のため2日がかりの試合となった一戦は、両者の行き詰るストローク戦となった。マレーはダビデンコの強烈なショットに怯むことなく向かっていったが、試合を通じてファーストサービスの入りが47%(ダビデンコは67%)と低く、最後までゲームの主導権を握ることが出来なかった。特に試合再開後は、自身のサービスゲームをブレークされリズムを崩すと、そのままダビデンコに6ゲームを連取されてしまうなど、今後の課題も見えたゲームだった。
試合後マレーは、「いつも夜遅くまで起きてて、朝も遅くまで寝てる生活だから、夜10時に就寝して朝早く起床するのはきつかった。」と、負けたことよりも、この日第1試合に試合が組まれたことに不満を漏らしていた。
またアームストロング・スタジアム第2試合では、女子第1シードのA・モレスモ(フランス)がS・ウィリアムズ(アメリカ)戦に続き、緩急織り交ぜた巧みなプレーで第12シードD・サフィーナ(ロシア)を翻弄、6-2 6-3 のストレート勝ちを収め、見事ベスト4入りを決めた。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.