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(ポーランド、ソポット)
オレンジ・プロコム・オープン(旧称イデア・プロコム・オープン、賞金総額40万4千ユーロ、クレー)は、月曜日の初日、トップ・シードのN・ダビデンコ(ロシア)らが1回戦に登場した。ダビデンコはC・ロクス(ベルギー)を6-1, 6-2のわずか54分で一蹴し、対戦成績もこれで5勝の負け無しと力の違いを見せつけ、2回戦進出を決めた。2回戦ではJ・モナコ(アルゼンチン)とJ・メルツァー(オーストリア)の勝者と対戦する。「どんな大会でも初戦は気をつけないといけないけど、今日は最高のスタートが切れた。これまでこの大会では、参加した2回とも初戦負けを喫していて、あまり良いプレーができていなかった。でも、ソポットは素敵な街で雰囲気もリラックスしていてとても好きなところだ。」と、ダビデンコは相性が悪かった大会での勝利を喜んでいた。
その他、初日に登場した二人のシード選手が早くも敗れる波乱があった。第6シードのR・ラミレス=イダルゴがL・ドロウィー(チェコ共和国)に4-6, 2-6で敗れた。また第4シードのG・コリア(アルゼンチン)は、第1セットを6-5とリードしたところで、右肩の痛みを訴え棄権を申し入れ、主催者推薦で出場していたM・プルジシエズニーに勝ちを譲った。2003年には今大会で優勝しているコリアは、「2週間前のオランダ・オープンのときと同じような痛みを感じた。あれから治療を受けていてよくなってきていたけど、今日のように湿度が上がってボールが重たくなると、さすがに肩に負担がかかりすぎてプレーを続けられなかった。」と、悔しさをにじませた。
第2シードのT・ロブレド(スペイン)もI・ミナールと1回戦を行ったが、ロブレドが7-6(8-6), 0-1のところで、日没のために明日以降へと順延となった。
昨年優勝したG・モンフィス(フランス)は今年は出場を見送っている。モンフィスはウィンブルドンの1回戦でI・クニツィン(ロシア)に敗れてから背中を傷めており、大会に出場していない。
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