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ウィンブルドン１０日目◇シャラポワら４強が準決勝で激突
ウィンブルドン大会１０日目の今日は、女子シングルス準決勝２試合がセンターコートで行われる。第１試合ではＪ・エナン（ベルギー）=アルデンヌ対Ｋ・クレイステルス（ベルギー）のベルギー勢対決が、続く第２試合では第１シードのＡ・モレスモ（フランス）対第４シードのＭ・シャラポワ（ロシア）の試合が予定されている。
先の全仏オープン準決勝と同じ顔合わせとなったエナンとクレイステルスの試合は激戦が予想される。両者のこれまでの対戦成績は１１勝１０敗でエナンがわずかにリードしているが、今大会クレイステルスは１セットも落とさない完璧な勝ち上がりをここまで見せているだけに、勝利の行方は全くわからない状況だ。
現在世界１位で全豪覇者のモレスモと、芝の女王シャラポワの一戦も激しい戦いが予想される。ここまでモレスモはシャラポワに対して３戦全勝（不戦勝１回、ストレート勝ち２回：ともに年末最終戦）と相性が良い。しかしこの対戦成績は、試合の行方を予想する上では余り役に立たないかも知れない。大舞台での精神的脆さが指摘されるモレスモに対し、２００４年大会で見事優勝を収めているシャラポワには『地の利』があると思われるからだ。モレスモがサーブ＆ボレーで仕掛けるか、シャラポワが強打で芝生を支配するか注目が集まる。
また前日消化できず、今日に持ち越しとなった男子準々決勝のＲ・ナダル（スペイン）対Ｊ・ニエミネン（フィンランド）の試合も今日行われる予定。
その他、女子ジュニア準々決勝に今大会第７シードの森田 あゆみが登場し、第４シードのＣ・ウォズニアキ（デンマーク）と顔を合わせる。
（2006年7月6日20時00分）
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