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日曜日、フェドカップ、ワールドグループ1―1回戦のリバース・シングルスとダブルスが行われた。ドイツ・エッテンハイムで開催されたアメリカ対ドイツ戦(クレーコート)では、フェドカップ初出場のアメリカ代表J・ジャクソン(アメリカ)が大活躍し、アメリカをベスト4進出に導いた。
初日のシングルスではジャクソンがドイツのエースA・グローネフェルド(ドイツ)を6-2, 3-6, 7-5で下し、またJ・クレイバス(アメリカ)がJ・シュルフ(ドイツ)を4-6, 6-2, 7-5で倒し、アメリカが2-0とリード。そして迎えた2日目の日曜、リバースシングルスではグローネフェルドがクレイバスを6-2, 7-5で下し踏ん張ったものの、好調ジャクソンがM・ミュラー(ドイツ)を7-6 (7-2), 6-2で下すと、ダブルスの結果を待たずにアメリカの勝利が決まった。ジャクソンは「今回のフェドカップでの自分のプレーには非常に満足している。特にミュラーとの試合はよく戦ったと思う。今は自分のゲームに自信がある。今大会ではチームに貢献できるといいなと思っていたけど、勝つことができてよかったわ。」と話していた。
消化試合となったダブルスでは、グローネフェルド/J・ヴェール(ドイツ)組がV・キング(アメリカ)/S・ペリー(アメリカ)組を下した。
アメリカチームは怪我でS・ウィリアムズ(アメリカ)、V・ウィリアムズ(アメリカ)、L・ダベンポート(アメリカ)の3人を欠き、Z・ギャリソン(アメリカ)監督は急遽ベテラン31歳クレイバスを筆頭に、19歳ジャクソン、21歳ペリー、17歳キング、と若手を中心としたチームを編成した。クレイバスは現在世界ランク39位で、今回のアメリカチームではトップランカー。新鋭ジャクソンは、初日のシングルスで世界ランク14位のグローネフェルドを倒している。アメリカはフェドカップで17勝しているが、2000年以降は優勝から見放されている。7月15~16日に開催される準決勝でアメリカはロシアを3-2で下したベルギーと対戦する。
そのベルギーは、ロシアを相手に初日を終わって1-1のタイとなっていたが、2日目のリバース・シングルスで、K・クレイステルス(ベルギー)がM・キリレンコ(ロシア)に6-1, 6-4で、J・エナン(ベルギー)=アルデンヌがE・デメンティエワ(ロシア)に6-2, 6-0でそれぞれ圧勝し、3-1でベルギーの準決勝進出を決めた。
イタリア対フランス戦は、大方の予想に反しイタリアが勝利。初日を1-1で終え、リバース・シングルスで伊代表F・スキアボーネ(イタリア)が世界1位のA・モレスモ(フランス)を4-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で下すと、同じく伊代表F・ペネッタ(イタリア)がN・デシー(フランス)を6-4, 6-2で下し、消化試合のダブルスも手にすると、4-1でイタリアの準決勝進出を決めた。イタリアは準決勝でオーストリアに完勝したスペインと対戦する。
スペイン対オーストリア戦では、初日のシングルスでL・ドミンゲス=リノ(スペイン)とA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)が2勝し、リバース・シングルスでもメディーナ=ガリゲスがオーストリア代表S・バンマー(オーストリア)を6-0, 6-3で一蹴、スペインに勝利をもたらした。
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