男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は日本時間23日(現地22日)、シングルス準決勝が行われ、前年王者で第5シードのS・バエス(アルゼンチン)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク91位のC・カラベリ(アルゼンチン)を3-6, 6-1, 6-1の逆転で下し、2年連続2度目の決勝進出を果たすとともに、大会連覇に王手をかけた。
24歳で世界ランク31位のバエスが同大会に出場するのは4年連続4度目。昨年大会では優勝を飾っている。
2連覇を目指し出場した今大会は1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク137位のR・ブルチャガ(アルゼンチン)、2回戦で同46位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)、準々決勝で予選勝者で同125位のツェン・チュンシン(台湾)を下し4強入りした。
25歳のカラベリとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、バエスは第1ゲームで先にブレークを果たすも、その後2度のブレークを許し先行される。
それでも第2セット、バエスは安定したプレーを披露。第1セットで15本あったアンフォーストエラーを5本まで減らすと、第3ゲームから一気に5ゲームを連取し1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、勢いに乗ったバエスは第1ゲームでいきなりブレークに成功。その後もバエスは主導権を離さず、さらに2度のブレークを奪い1時間45分で決勝に駒を進めた。
バエスがツアー大会で決勝に進出するのは昨年3月のモビスター・チリ・オープン(チリ/サンティアゴ、レッドクレー、ATP250)以来、約1年ぶり9度目。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにバエスのコメントを掲載している。
「今週はあまり調子が良くなかったので、体も心もテニスも回復できてよかった。ここリオで新たな決勝戦に進出できてとても嬉しい。本当に特別なことだ」
なお、同大会で2度決勝進出を果たすのはD・シュワルツマン(アルゼンチン)、C・アルカラス(スペイン)に続き史上3人目。連覇となれば史上初となる。
バエスは大会2連覇とツアー大会7度目のタイトル獲得をかけ、決勝で世界ランク60位のA・ミュレール(フランス)と同86位のF・コメサナ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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