男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は日本時間22日(現地21日)、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク86位のF・コメサナ(アルゼンチン)が第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破る金星を挙げ、ツアー大会で初のベスト4進出を果たした。
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24歳のコメサナが同大会に出場するのは2年連続2度目。昨年は初戦敗退となっていた。今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク162位のG・ハイデ(ブラジル)、2回戦で第6シードのN・ジャリー(チリ)をいずれもフルセットで下し、ツアー大会で初の8強入りを決めた。
世界ランク2位のズベレフとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第7ゲームでコメサナは2度目のブレークを許し先行される。
しかし続く第2セット、コメサナは相手にブレークを与えず、リターンゲームでは第6ゲームでブレークを果たし、1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、コメサナは第2ゲームで先にブレークを奪われゲームカウント1-4とリードされるも、第7ゲームでブレークバックに成功。さらに第9ゲームではズベレフの決め球に食らいつき、パッシングショットを決めるスーパープレーでブレークポイントを握ると、最後は相手のダブルフォルトで2度目のブレークを奪い、2時間31分でツアー大会で初の準決勝進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにコメサナのコメントを掲載している。
「試合中ずっと『生きているってなんて素晴らしいことだろう』と自分に言い聞かせていた。試合全体を楽しんでいた」
「ここにいるのは、これまで一生懸命努力してきたおかげだと思う。この瞬間に感謝し、楽しんでいるよ」
勝利したコメサナは準決勝で第4シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)と世界ランク60位のA・ミュレール(フランス)の勝者と対戦する。
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