男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)は21日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのA・ルブレフが世界ランク23位のF・オジェ アリアシム(カナダ)を7-5, 4-6, 7-6 (7-5)のフルセットの激闘の末に下し、5年ぶり3度目の決勝進出を果たすとともに、ツアー大会17度目の優勝に王手をかけた。
>>ルブレフらカタールOP組合せ<<
27歳で世界ランク10位のルブレフが同大会に出場するのは3年連続7度目。2020年には優勝を飾っている。
今大会は1回戦で世界ラン48位のA・ブブリク(カザフスタン)、2回戦で同39位のN・ボルジェス(ポルトガル)、準々決勝で第2シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を下し4強入りした。
23歳のオジェ アリアシムとの顔合わせとなった準決勝の第1セットは両者キープを続け終盤へ。第10ゲームではルブレフはセットポイントとなるブレークポイントを4度握るもこれを逃す。それでも第12ゲームで再びブレークのチャンスを迎えたルブレフは今度はこれをものにし先行する。
しかし第2セット、ルブレフは第3ゲームでブレークを許すと、リターンゲームでは相手のサービスに苦戦しブレークを奪えず、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、両者ともに質の高いプレーで相手にブレークを与えず拮抗した展開に。ルブレフは第12ゲームで1度マッチポイントとなるブレークポイントを握るもこれを逃がし勝負はタイブレークに突入する。このタイブレークも一進一退の展開となったが、ルブレフが序盤で奪った1度のミニブレークのリードを守り切り、2時間46分の激闘を制した。
ルブレフがツアー大会で決勝に進出するのは昨年8月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)以来約6ヵ月ぶり27度目となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルブレフのコメントを掲載している。
「全力を尽くした。今日は本当に大変だった。彼(オジェ アリアシム)があんなふうにサーブしてきたら、僕にできることはあまりないと感じていた。彼を破るには本当に運が必要だった… 彼のサーブが良かったので、僕はただ『わかった、僕にできることはあまりない。彼はツアーでも最高のサーバーだ。予測して、タイミングが来たら、とにかくトライする必要がある』と言い聞かせていた」
勝利したルブレフはツアー大会で17度目のタイトル獲得をかけ決勝で第8シードのJ・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ドレイパーは準決勝で世界ランク25位のJ・レヘチカ(チェコ)を下しての勝ち上がり。
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