男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのA・ルブレフが第2シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を6-1, 3-6, 7-6(10-8)の激闘の末に下し、4年ぶり4度目のベスト4を決めた。
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>>ルブレフらカタールOP組合せ<<
世界ランク10位のルブレフは同大会に出場するのは3年連続7度目。2020年には優勝を飾っており、昨年は準々決勝でJ・メンシク(チェコ)にストレートで敗れていた。
ルブレフは世界ランク8位のデ ミノーと7度対戦しており、ルブレフの3勝4敗。今大会の勝利で勝敗がイーブンとなった。
この試合の第1セット、ルブレフはサービスが好調でキープを続ける。一方ファーストサーブに苦しむデ ミノーに対し、第4ゲームと第6ゲームで連続ブレークに成功し先行する。
続く第2セットは、ルブレフが第4ゲームで初めてのブレークを許すとそのまま奪い返される。
ファイナルセットでは、ルブレフは第4ゲームで先にブレークに成功。5‐3で迎えた第8ゲームではマッチポイントを握ったが、デ ミノーがこれをセーブし、続く第9ゲームでこの日2度目のマッチポイントを握るもデ ミノーにブレークバックを許してしまう。さらに第10ゲームも3度のマッチポイントを迎えるが、いずれもデ ミノーにセーブされもつれた展開となる。その後両者のキープが続きタイブレークに突入する。
タイブレークではデ ミノーがマッチポイントを握る場面もあったが、ルブレフがこの日8度目のマッチポイントで相手のミスを引き出し2時間39分の激闘を制して勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルブレフのコメントが掲載されている。
「僕は素晴らしいプレーを続けていたが、彼(デ ミノー)は信じられないようなラリーをしただけだ。彼のパスが決まり、ターニングポイントとなり得る場面があった。僕は少し緊張して感情的になり始めサーブを落とした時には、『わかった、どうせ負けるなら、せめて最後まで全力を尽くして』と自分に言い聞かせたんだ」
勝利したルブレフは、準決勝で世界ランク23位のF・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは準々決勝で第4シードのD・メドベージェフと対戦したが、メドベージェフが第1セット終了後に食中毒による体調不良のため途中棄権し準決勝に駒を進めた。
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