男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)は22日、シングルス決勝が行われ、第5シードのA・ルブレフが第8シードのJ・ドレイパー(イギリス)を7-5, 5-7, 6-1のフルセットの熱戦の末に下し、5年ぶり2度目の優勝を飾るとともに、ツアー大会で17度目のタイトルを獲得した。ルブレフは試合後「最高の気分だ」と語った。
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27歳で世界ランク10位のルブレフが同大会に出場するのは3年連続7度目。2020年には優勝を飾っている。
今大会は1回戦で世界ラン48位のA・ブブリク(カザフスタン)、2回戦で同39位のN・ボルジェス(ポルトガル)、準々決勝で第2シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、準決勝で同23位のF・オジェ アリアシム(カナダ)を下し決勝に駒を進めた。
世界ランク16位のドレイパーとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、序盤から両者ともに相手にブレークポイントを与えない質の高いプレーでキープを続けたが、終盤の第12ゲームでルブレフが初めてセットポイントとなるブレークポイントを握る。2度はドレイパーにしのがれたものの、ルブレフは3度目のチャンスをものにし先行した。
しかし第2セット、第2ゲームで2度のブレークポイントを逃したルブレフはその後ブレークを果たせず、サービスゲームでは第11ゲームでブレークを奪われ1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、ルブレフはファーストサービス時に85パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを果たして2時間4分で優勝を決めた。
ルブレフがツアー大会でタイトルを獲得するのは、昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以来、約9ヵ月ぶり17度目。なお、同一大会での優勝は今回が初となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルブレフのコメントを掲載している。
「最高の気分だ。2度優勝したのは初めて。本当に嬉しい」
「疲れていて大変だったけど、なんとか良いレベルでプレーすることができた。2セット目を落としたときに、僕はそれを忘れてもっと自由にプレーし始めた」
「良いレベルでプレーできた。精神的にとても良く、フラストレーションに負けなかった。フラストレーションを感じてもすぐにまた立て直して、同じ強度でプレーすることができた。それが一番大事なことだ」
一方、準優勝となったドレイパーはツアー大会で3度目の優勝とはならなかった。
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