女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は22日、シングルス決勝が行われ、17歳で第12シードのM・アンドレーワが世界ランク38位のC・タウソン(デンマーク)を7-6 (7-1), 6-1のストレートで下し、WTA1000で初優勝を飾るとともに、同グレードで史上最年少の優勝者となった。
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世界ランク14位のアンドレーワが同大会に出場するのは2年連続2度目。昨年は初戦敗退となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク44位のE・アバネスヤン(アルメリア)、2回戦で同39位のM・ボンドロウソバ(チェコ)、3回戦で同46位のP・スターンズ(アメリカ)、準々決勝で第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)、準決勝で第6シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を下し決勝に駒を進めた。
22歳のタウソンとの顔合わせとなった決勝戦の第1セットは両者2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。アンドレーワはこのタイブレークで序盤から6ポイントを連取し先行する。
続く第2セット、アンドレーワはファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、1時間46分で優勝を決めた。
アンドレーワがツアー大会で優勝するのは昨年7月のユニクレジット ヤシ オープン(ルーマニア/ヤシ、レッドクレー、WTA250)以来2度目。
また、17歳299日で今回の優勝を果たしたアンドレーワは、2009年にWTA1000が創設されて以降、同グレードで史上最年少の優勝者となった。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにアンドレーワの会見でのコメントを掲載している。
「(WTA1000の)トロフィーを横に置いて記者会見をすることを夢見ていた。ついにそれが実現した。(過去の)優勝者たちがシャンパンを飲んでいるのを見たけど、まだ17歳だから残念」
アンドレーワは今回の優勝により24日更新の世界ランキングで9位に浮上。初のトップ10入りを果たす。
アンドレーワは次の目標について「トップ5に入るのは難しいと思う。年末までにトップ5に入るというのが、私が自分自身に設定した目標。それを達成できるかどうかとても興味がある」と語った。
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