テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、男子シングルス4回戦が行われ、第12シードのT・ポール(アメリカ)が世界ランク66位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-1, 6-1, 6-1のストレートで下し、2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
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27歳で世界ランク11位のポールが同大会に出場するのは6年連続6度目。最高成績は2023年のベスト4となっている。今大会は1回戦で同70位のC・オコネル(オーストラリア)、2回戦で同76位の錦織圭、3回戦で同57位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
一方、25歳のダビドビッチ フォキナは過去全豪オープンに4度出場しているが、いずれも2回戦で敗退していた。
しかし今大会は、世界ランク50位のシャン・ジュンチェン(中国)の途中棄権により初戦を突破すると、2回戦では第29シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、3回戦では同48位のJ・メンシク(チェコ)をそれぞれ2セットダウンからの逆転で破り、初の4回戦進出を果たした。
両者は過去に3度対戦しており、ポールから3勝0敗でこの日の試合を迎えた。
4回戦、試合を通してポールはサービス時に高いポイント獲得率を維持。ストローク戦では25本のウィナーを決めながら、アンフォーストエラーはダビドビッチ フォキナの27本に対し12本に抑えるなど、安定したプレーを続け、リターンゲームでは7度のブレークに成功。わずか1時間27分で勝利を収め、準々決勝へ駒を進めた。
勝利したポールは準々決勝で第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第14シードのU・アンベール(フランス)の勝者と対戦する。
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