テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間6日(現地5日)に女子シングルス準決勝が行われ、第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)が世界ランク52位のK・ムチョバ(チェコ)を1-6, 6-4, 6-2の逆転で破り、四大大会初の決勝進出を果たすとともに、初優勝に王手をかけた。
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30歳で世界ランク6位のペグラが同大会に出場するのは6年連続8度目。最高成績は2022年のベスト8となっていたが、今大会では準々決勝で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を破り初の準決勝に駒を進めた。
28歳のムチョバとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、ペグラはファーストサービス時のポイント獲得率が36パーセントに留まると、相手に2度のブレークを奪われ先行される。
それでも第2セット、両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた第10ゲームでペグラはこのセット3度目のブレークを果たし1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、勢いに乗ったペグラは第2ゲームでブレークポイントを握ると、最後はドライブボレーを決めブレークに成功。ペグラはさらに第8ゲームでもブレークを奪い、30歳にして四大大会初の決勝進出を果たした。
勝利したペグラは決勝で第2シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは準決勝で第13シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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