テニスの不正を監視することを目的とした機関であるITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は22日、女子テニスで元世界ランク6位の
M・ボンドロウソバ(チェコ)にドーピング検査を拒否したとして4年間の出場停止処分を下したと発表した。
>>大坂 なおみvsメルテンス 1ポイント速報<<26歳のボンドロウソバは2021年の東京オリンピック(日本/東京、ハード)で銀メダルを獲得。2023年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では四大大会制覇を成し遂げている。
ボンドロウソバは2025年12月に自宅で行われたドーピング検査を拒否。アンチ・ドーピング規則では、ドーピングをしている者が検査を拒否して処分を免れることを防ぐため、選手が検査を拒否した場合の制裁は陽性反応が出た場合と同じ制裁となっている。
当時、ボンドロウソバは検査時間外にドーピング検査官が検査に訪れプライバシーを侵害されたと主張。精神状態が悪化していたことや自身の安全を守ったと訴えた。
しかし今回、ボンドロウソバの主張には「説得力のある正当な理由がない」と判断され、4年間の出場停止処分が下された。
ITIAのCEOであるカレン・ムーアハウス氏は処分の決定に際しコメントを発表している。
「検査のプロセスが不快なものであることは理解していますし、高いレベルのプレッシャーや世間の目にさらされている選手にとって、それがさらなる負担であることも認識しています。しかし、公正な競争を守るためには不可欠なことです」
「選手や検査員の安全と福祉は、私たちにとって極めて重要です。当社の検査員は十分な訓練を受けた専門家であり、立ち会い検査員は常に選手と同性の者が担当します。彼らは常に身分証明書を携帯しており、選手は疑問がある場合には他の方法で身元を確認することも可能です」
「抜き打ち検査はクリーンなスポーツを守るための不可欠な手段です」
「本件は選手がいつでもどこでも検査を受ける可能性があり、検査を拒否することには重大なリスクが伴うということを改めて認識させる重要な事例です」
ボンドロウソバの出場停止処分は2030年6月21日に終了する。
なお、ボンドロウソバは処分に対しスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴することができる。
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