テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は26日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク49位の
大坂なおみは第10シードの
P・バドサ(スペイン)に7-6 (7-1), 1-6, 4-6の逆転で惜しくも敗れ、初戦敗退となった。試合後の記者会見で大坂は涙を流し、一時会見を退席した。
>>【動画】世界10位バドサ、大坂なおみ撃破の瞬間<<>>大坂 なおみvsバドサ 1ポイント速報・結果<<>>内島 萌夏、日比野 菜緒ら 全仏OP組合せ<<27歳の大坂が同大会に出場するのは2年連続8度目。最高成績は2016年、2018年、2019年の3回戦進出となっている。
一方、27歳で世界ランク10位のバドサは同大会2年連続5度目の出場で、最高成績は2021年のベスト8。
両者はこれが初の顔合わせとなった。
桜をモチーフにしたウエアで今大会に臨んだ大坂は1回戦の第1セット、第11ゲームで痛恨のブレークを許すも、直後のリターンゲームでは1度あったセットポイントをセーブし土壇場でブレークバックに成功。タイブレークで大坂はさらに攻撃力を上げ、1-1から一気に6ポイントを連取してこのセットをものにする。
しかし第2セット、第1ゲームでブレークポイントを握るもこれを活かせなかった大坂は、2度のブレークを許し0-5とリードを広げられる。第6ゲームではセットポイントを凌ぎなんとかキープに成功するも、ブレークを返せずにこのセットを取り返される。
迎えたファイナルセット、大坂は第2ゲームでバドサのダブルフォルトによりブレークを奪うも、すぐにブレークバックを許す。さらに、第7ゲームで再びブレークを奪われた大坂は、1ブレークの差を埋められずに力尽きた。
試合後、目を腫らした状態で会見に登場した大坂は「彼女の方がアグレッシブだったと思います。そして私は直近の試合よりもミスをしていたと感じます」と敗因を語った。
その後、敗戦が以前よりも辛いものになっているかと問われた大坂は、これを認めると、感情が抑えられず涙を流し会見から一時退席した。
落ち着きを取り戻した大坂は再び会見場に姿を現し「試合中は意識してプレーしているので、次の試合では今日の試合から少しでも学べるかもしれません」と必死に前を向いた。
一方、勝利したバドサは2回戦で世界ランク44位の
M・ケスラー(アメリカ)と同80位の
E・ルセ(ルーマニア)の勝者と対戦する。
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