男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は29日、シングルス4回戦が行われ、第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)は第20シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)に5-7, 3-6のストレートで敗れ4回戦敗退となりベスト8進出を逃した。これによりズべレフはセルンドロに3連敗を喫した。
>>メドベージェフ、ルードら マドリッドOP組合せ<<28歳で世界ランク2位のズベレフが同大会に出場するのは5年連続8度目。2018年と2021年に優勝を飾っている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク55位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、3回戦で第28シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下し4回戦に駒を進めた。
一方、26歳で世界ランク21位のセルンドロは、3回戦で同70位の
F・コメサナ(アルゼンチン)を破っての勝ち上がり。
4回戦の第1セット、両者サービスキープが続き迎えた第12ゲーム、ズべレフはこの日初めてブレークポイントを握られる。1度は凌いだものの2度目のブレークポイントで奪われ先行される。
続く第2セット、ズべレフは第2ゲームでブレークを許し、自身は相手のサービスを1度もブレークできず1時間29分で敗退した。
昨年の同大会で両者は初めて対戦しており、その時もセルンドロが勝利している。さらに今年2月のIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)でもズべレフは逆転で敗れており、今回の対戦でズベレフはセルンドロに対し3連敗となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズべレフのコメントを掲載している。
「ひどいプレーをしたとは思っていない。第1セットの6-5の時に1ゲームだけ悪いプレーをしたかもしれないが、これは1試合の中の1ゲームだから、こういうことは起こりうる。でも全体的には、自分のプレーは良くなっていると感じていて、それほど大きな問題はないと思っている。ただ、今日は自分より相手が強かった。スポーツではこういうことは起こり得るからね」
勝利したセルンドロは準々決勝で、第22シードの
J・メンシク(チェコ)と対戦する。世界ランク23位のメンシクは4回戦で同75位の
A・ブブリク(カザフスタン)をストレートで破っての勝ち上がり。
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