男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)は日本時間15日(現地14日)、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク76位の
錦織圭が第2シードの
F・コボッリ(イタリア)を6-2, 4-6, 6-4のフルセットの激闘の末に破り、ベスト4進出を果たした。
>>【動画】錦織圭 準々決勝でスーパーショット披露!<<>>錦織 圭 準決勝 1ポイント速報<<>>錦織 圭ら アリゾナ・テニス・クラシック組合せ<<35歳で元世界ランク4位の錦織は今大会、1回戦で第6シードの
L・ナルディ(イタリア)を下し初戦を突破。2回戦では予選勝者で世界ランク166位の
M・ククシュキン(カザフスタン)と対戦したが、ククシュキンが途中棄権し思わぬ形で準々決勝に駒を進めた。
22歳で世界ランク40位のコボッリとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、錦織は第3ゲームでブレークポイントを握るとリターンから主導権を握り鋭いフォアハンドを決め先にブレークを奪う。続く第4ゲームで4度のブレークポイントをしのいだ錦織は、第5ゲームで2度目のブレークを果たす。
第7ゲーム終了後に雨天により約30分の中断を挟んだが、錦織は再開後の第8ゲームをキープし先行する。
しかし第2セット、安定したプレーでキープを続けた錦織だったが、終盤の第10ゲームで相手にセットポイントとなるブレークポイントを握られると、最後は錦織のフォアハンドがネットにかかり、1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、錦織は第1ゲームでいきなりブレークを奪うと、第3ゲームではフォアハンドのウィナーを決め序盤で2度のブレークに成功。第8ゲームで1つブレークを返された錦織だったが、リードを最後まで守り切り4強入りを決めた。
勝利した錦織は準決勝で、世界ランク80位の
J・フォンセカ(ブラジル)と同93位の
H・ガストン(フランス)の勝者と対戦する。
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