総合テニス専門サイト「テニス365」は2024年で創業から20周年を迎えた。今回、20周年を記念した特別企画として「総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合」を開催。11月に行ったアンケートをもとに、テニスファンが選ぶ思い出の試合が決まる。選挙結果は12月4日~26日にかけてランキング形式で発表されていく。
>>【動画】2017年 マイアミOP準決勝 フェデラーvsキリオス<<>>【総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合】ランキング一覧はこちら<<第8位に選ばれたのは、2017年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)シングルス準決勝で、
R・フェデラー(スイス)が
N・キリオス(オーストラリア)を7-6 (11-9), 6-7 (9-11), 7-6 (7-5)の死闘の末にフルセットで破った試合。
当時世界ランク6位のフェデラーは、直前のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で優勝を飾りマイアミ・オープンに臨むと、好調を維持したまま準決勝に進出。準決勝では当時世界ランク16位のキリオスと顔を合わせた。
フェデラーとキリオスは2度目の対戦で、初対戦となった2015年のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)2回戦ではキリオスが6-7 (2-7), 7-6 (7-5), 7-6 (14-12)で大接戦を制し勝利していた。
この日の準決勝、リベンジに燃えるフェデラーに対し、キリオスも高い集中力を見せる。第1セットはフェデラーが4度目のセットポイントをものにし先行する。
しかし、第2セットも集中力を切らさなかったキリオスに対しフェデラーはチャンスを掴めず、このセットもタイブレークへ。このタイブレークでフェデラーは2本のマッチポイントを握るもこれをキリオスにしのがれると、このセットをキリオスに奪われ1セットオールに追いつかれる。
初対戦と同様に大接戦となったこの試合はファイナルセットもタイブレークに突入。一進一退の攻防となったものの、フェデラーはこの試合3度目のマッチポイントを掴むと、最後はサービスをワイドに打ち込み3時間11分に及んだ死闘に終止符を打った。
この試合に投票したファンは「最後までどちらが勝つかわからない試合で、敗戦後キリオスがラケットを折ったのが印象的だった」「無双状態だったフェデラーと、やる気のあるキリオスによるハイレベルな試合だった」といった声を寄せている。
なお、フェデラーはその後の決勝で
R・ナダル(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで破り優勝。同一シーズンにBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを制覇する「サンシャイン・ダブル」を成し遂げた。
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