男子テニスの杭州オープン(中国/杭州、ハード、ATP250)は22日、シングルス準々決勝が行われ、予選勝者で世界ランク160位の
内山靖崇はワイルドカード(主催者推薦)で出場している同777位の
M・チリッチ(クロアチア)に2-6, 7-6 (7-4), 6-7 (5-7)のフルセットで敗れ、ツアー大会初のベスト4進出とはならなかった。
>>内山 靖崇vsチリッチ 1ポイント速報・結果<<>>内山 靖崇ら 杭州OP組合せ<<>>テニス365ライター募集<<32歳の内山は今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。本戦1回戦ではラッキールーザーで出場した世界ランク302位の
J・マッケイブ(オーストラリア)、2回戦では第1シードの
H・ルーネ(デンマーク)を破りベスト8進出を果たした。
一方、35歳で元世界ランク3位のチリッチは今大会、1回戦で世界ランク135位の
Z・スヴァイダ(アメリカ)、2回戦で第8シードの
西岡良仁を下し8強入りした。
準々決勝の第1セット、第4ゲームでブレークを許した内山。サービスゲームが安定するチリッチに対しブレークポイントを奪うことができず、第8ゲームで2度目のブレークを奪われ先行される。
続く第2セット、開始から互いにブレークポイントを掴むも活かせずタイブレークに突入。先にミニブレークに成功した内山はチリッチに1度ミニブレークを返されるも2度目を奪い1セットオールに追いつく。
そしてファイナルセット、互いにサービスキープが続くと第8ゲームで内山がブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークバックを許し再びタイブレークへ。拮抗した展開となるも内山は3度のミニブレークを許し2時間45分の激闘の末に力尽きた。
勝利したチリッチは準決勝で第4シードの
B・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは準々決勝で世界ランク81位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)を7-5, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
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