日本テニス協会は22日、女子の
内島萌夏が7月27日に開幕するパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の出場権を獲得したと発表した。
日本テニス協会は21日深夜に国際テニス連盟(ITF)から内島が繰り上がりでパリオリンピックの出場圏内に入ったと通知を受けた。
22歳の内島は現在世界ランク72位。今季はツアー下部のITF大会で3週連続優勝を成し遂げるなどし一気に世界ランキングを上げ、先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では予選を勝ち抜き本戦入りし、1回戦でI・ブリージョ エスコリフエラ(スペイン)を下して四大大会初勝利をあげた。
内島がオリンピックに出場するのは今回が初。
女子では世界ランク113位の
大坂なおみに続き2人目、男子も含めると世界ランク400位の
錦織圭に続き日本勢3人目の出場権獲得となった。
なお、正式には日本テニス協会から公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)に必要な書類を提出し、JOC内での決裁後にパリ2024オリンピック TEAM JAPAN(日本代表選手)として認定されることになる。
また、すでに出場権を手にしていた大坂は当初ITF枠(グランドスラム優勝者)で出場する方向だったが、スペシャルランキング(負傷や出産などにより長期離脱した選手への救済制度)46位を利用して出場することになったことも合わせて発表された。
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