男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は9日、元世界ランク3位の
M・ラオニッチ(カナダ)がふくらはぎの負傷で2回戦を棄権したと発表。対戦相手である第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)は不戦勝で3回戦進出となった。
>>ジョコビッチらBNPパリバOP組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<33歳で世界ランク224位のラオニッチは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で今シーズンをスタートさせるも1回戦、セットカウント1-1で迎えた第3セットで途中棄権。
その後、今季2大会目となったABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)に出場すると1回戦でJ・デ ヨング(オランダ)、2回戦で第8シードの
A・ブブリク(カザフスタン)を下しツアー大会で約3年3カ月ぶりの8強入り。しかし、
J・シナー(イタリア)と対戦した準々決勝では6-7 (4-7), 1-1の時点で途中棄権を申し入れている。上記2大会の棄権理由は臀部の負傷だった。
今大会はプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済制度)で出場し、1回戦で世界ランク101位の
S・ナガル(インド)を6-3,6-3のストレートで破り初戦突破を決めていた。
しかし、今シーズン繰り返す負傷は今大会もラオニッチに試練を与え、3大会連続で大会期間中に棄権する悔しいかたちとなった。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、ルーネは2回戦からの登場予定だったが2回戦は不戦勝に。試合を戦わずして3回戦に駒を進めることとなった。
3回戦では第26シードの
L・ムセッティ(イタリア)か世界ランク131位の
D・シャポバロフ(カナダ)のどちらかと対戦する。
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