女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は18日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク93位の
日比野菜緒が同53位の
M・リネッタ(ポーランド)を6-2, 3-6, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
>>ダニエル 太郎、西岡 良仁らミフェル・テニスOP組合せ<<29歳の日比野が同大会に出場するのは2018年以来6年ぶり4度目。過去の3大会は全て予選1回戦で敗れていたものの、今大会は予選2試合を勝ち抜き初の本戦入りを果たした。
本戦1回戦で顔を合わせることとなったリネッタとは、わずか6日前にカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)1回戦で対戦したばかりで、この時は日比野が1-6, 4-6のストレートで敗れていた。
迎えた1回戦、日比野は第1セットで2度のブレークを奪い幸先よく先行する。しかし、第2セットでは第3ゲームから4ゲーム連取を許すなどし1セットオールに追いつかれる。
ファイナルセット、両者2度ずつブレークを奪い合う展開となるも、第10ゲームで日比野がマッチポイントとなるブレークポイントを握ると、最後はラリー戦を制し、リネッタに対してカタール・トータルエナジー・オープンの雪辱を果たした。
初戦突破を決めた日比野は2回戦で、先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾った第6シードで同7位の
ジェン・チンウェン(中国)と対戦する。今大会の上位8シードは1回戦免除のため、ジェンはこの試合が初戦となる。
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