テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日に女子シングルス決勝が行われ、第2シードの
A・サバレンカが第12シードの
ジャン・チンウェン(中国)に6-3, 6-2のストレートで完勝し、大会連覇を達成するとともに、四大大会2度目の優勝を飾った。また、今回の優勝でサバレンカは2019年に亡くなった父親との夢を叶えた。
>>【動画】サバレンカ 全豪OP連覇の瞬間、天に向かいキス<<>>サバレンカら全豪オープン組合せ<<昨年の全豪オープンで四大大会シングルス初のタイトルを獲得した25歳で世界ランク2位のサバレンカは今大会、1回戦から全ての試合をストレートで勝利。準決勝では第4シードの
C・ガウフ(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで破り、2年連続2度目の決勝に駒を進めた。
同15位のジャンとの顔合わせとなった決勝戦、ファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得したサバレンカはジャンにブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功。終始主導権を握ったサバレンカは1時間16分で完勝し、全試合ストレート勝ちの完全優勝で同大会連覇を果たすとともに、四大大会2勝目を挙げた。
試合後の会見でサバレンカは喜びを語った。
「今は言葉が見つからないわ。自分の感情をどう表現していいかわからない。でも間違いなくとても幸せで、これまで達成したすべてのことを誇りに思っているわ」
「今日のプレーには満足している。彼女(ジャン)は素晴らしい選手だし、とてもタフな相手。今日この勝利を手にすることができて本当に幸せよ」
また、サバレンカは以前「25歳までに四大大会で複数回優勝すること」が2019年に亡くなった父との夢であると明かしており、会見では亡き父と家族に対する想いを語った。
「もちろん、父は私の最大のモチベーションよ。彼は私のすべてなの」
「今は一緒にいる母や妹のことを考えないといけないけれど、彼はいつも私と一緒にいてくれていると感じているわ。彼が私のためにしてくれたことすべてに感謝しているし、彼がいなかったら私はここにいなかったと思うしね。今は母や妹、祖母たちのためにもプレーしているわ」
優勝を決めた直後、サバレンカは両手を突き上げ、天に向かいキスをしていた。
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