テニスの不正を監視することを目的とした機関、ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は23日、女子テニスでダブルス元世界ランク77位の
T・ムーア(英国)とダブルス元158位のB・ガティカ=アヴィレス(チリ)に下されていたプレー禁止処分が取り消されたと発表した。
31歳のムーアは2022年5月27日に、27歳のガティカ=アヴィレスは同年6月17日にドーピング検査で陽性反応が検出されたため暫定の出場停止処分が下された。そして今年12月14日と15日、この判決に関する公聴会が開かれた。
その結果、独立裁判所は各選手が検体採取の数日前に摂取した肉が汚染されており、それが検出された禁止薬物の出所であると発表。したがって両選手には違反について過失がないと判断した。
ITIAは世界の特定の地域における食肉汚染のリスクに関する情報を全ての選手に向けて発信しており、それを今後も継続していくとした。
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