男子プロテニス協会のATP公式サイトは29日、プロゴルファーのT・ウッズのコメントを掲載。ウッズは大会の記者会見で、元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)の復帰やいずれ訪れる現役引退について意見を述べている。
>>綿貫 陽介ら四日市CH組合せ<<37歳のナダルは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦で負傷しながらも
M・マクドナルド(アメリカ)相手に戦い続けストレート負け。それ以降はツアー復帰が叶わず、6月に左大腰筋の関節鏡手術を受けた。
その後は順調に進み、現在はコート練習ができるまでに回復。10月には「僕は1日でも早く復帰できるよう毎日練習しているし、ハードワークしているよ」とコメントを残した。
ウッズとナダルはチャリティーマッチなどでともにゴルフをしたこともある仲。今回ウッズは出場したヒーロー・ワールド・チャレンジという大会で、ナダルのカムバック、そしていずれ訪れる現役引退について語った。
「ラファ(ナダル)がやったことは並外れたことだと思う。つまり、彼は足の故障を抱えて全豪オープンで勝利したんだ。彼はタフだし、競争力もある。でも、彼は父としての時間もあることを知っている。どのアスリートもそれに直面するんだ。スポーツによっては、それが他のスポーツよりも早く起こることもあるね」
「残念なことに、他のスポーツと同じように年を取ってしまうこともある。僕は彼がいなくなるのを見たくない。ロジャー・フェデラーのように辞める姿を見たくはない。でも、それが現実なんだ」
アスリートとしての現実も語ったウッズは、それでも、今はナダルのプレーを楽しもうとすることが大事だと話した。
「僕らはみんな、彼のプレーを楽しむべきだと思う。彼のプレーを見ることで、彼がこのテニス界にもたらしたもの、そして彼が僕ら全員にもたらしたものを知ることができるはずだ」
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