女子テニスの最終戦WTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)は27日にダブルスの予選ラウンドロビン・グループ ブーゲンビリアの試合が行われ、第2シードの
加藤未唯/
A・スーチャディ(インドネシア)組が第3シードのU・エイケリ(ノルウェー)/ L・キチェノク(ウクライナ)組を6-3, 6-7 (5-7),[10-6]のフルセットで破り、初戦を白星で飾るとともに、決勝進出に王手をかけた。
>>望月、錦織ら 兵庫CH【出場選手一覧】<<同大会は年間上位8ペアが出場できる最終戦GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)の出場権を獲得できなかった上位選手とワイルドカード(主催者推薦)が与えられた選手によって争われる最終戦。
ダブルスでは6ペアが3ペア2組に分かれ予選を戦い、各グループの1位が決勝で対戦する。
同大会は中国の珠海で2015年から行われており、今年は2019年以来4年ぶりの開催となった。
今大会の初戦を迎えた加藤とスーチャディは第1セット、第2ゲームで先にブレークを果たすと、このリードを守り先行する。
続く第2セット、加藤/ スーチャディ組は第11ゲームでブレークに成功し、第12ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、このゲームでブレークバック許すとタイブレークの末に1セットオールに追いつかれる。
10ポイントマッチのタイブレークで争われるファイナルセット、加藤とスーチャディは3度のミニブレークを奪い9-3と大きくリードを広げマッチポイントを迎える。そこから3ポイントを相手に奪われたものの、それ以上の追い上げを許さず1時間44分で勝利した。
加藤/ スーチャディ組は次戦でワイルドカードで出場している
ワン・シンユ(中国)/ シュー・イーファン(中国)組と対戦する。
ワン/ シュー組はすでにエイケリ/ キチェノク組に勝利しているため、この試合で勝った方が決勝に進出することとなる。
【ダブルス出場ペアと組み分け】
※数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦)
・グループ リリー
1
B・ハダッド=マイア(ブラジル)/
V・クデルメトバ 2勝0敗
4 O・カラシニコワ(ジョージア)/ Y・シジコワ 0勝1敗
6(WC) ジアン・シンユ(中国)/ タン・チエン(中国) 0勝1敗
・グループ ブーゲンビリア
2 加藤/ スーチャディ 1勝0敗
3 エイケリ/ キチェノク 0勝2敗
5(WC) ワン/ シュー 1勝0敗
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