男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は15日にシングルス決勝が行われ、第16シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が第5シードの
A・ルブレフを6-3, 3-6, 7-6 (10-8)のフルセットで破って優勝。2021年4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に続き2度目の「ATPマスターズ1000」制覇となった。
>>フルカチュが優勝、上海MS組合せ・結果<<>>西岡 良仁 ジャパンOP1回戦 1ポイント速報<<>>西岡、綿貫、ダニエルらジャパンOP組合せ<<今大会、5試合に勝利して決勝に駒を進めたフルカチュ。決勝は過去4試合で2勝2敗のルブレフとの激突となった。
この試合の第1セット、フルカチュは7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得。ルブレフに1度もブレークチャンスを与えないプレーを披露すると、リターンゲームでは3度のチャンスで1度ブレークに成功して32分で先行する。
第2セットでは第2ゲームでこの試合初のブレークを許しリードされると、そのまま挽回できずにセットカウント1-1に追いつかれた。
迎えたファイナルセット、第3ゲームでブレークポイントを凌いだフルカチュはゲームカウント5-4で訪れた第10ゲームで1度マッチポイントを握るもこれを決め切れず。タイブレークでは先にマッチポイントを握られるがこれを防ぎ再び自身に流れを引き戻すと、9-8で迎えた4度目のマッチポイントを決め切り2時間9分でタイトルを手にした。
ツアー7勝目をあげたフルカチュのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載されている。
「本当に戦いだった。特に感情的な部分でね。僕がマッチポイントを握ったあとアンドレイ(ルブレフ)が素晴らしいサーブを打って、逆に彼がマッチポイントを握った。一進一退のトリッキーな試合だった。アンドレイは素晴らしいショットを打っていたね。僕はそれに応えようとしたよ。そのような試合だったけれど、僕は信じ続けていたし、最後にどうにかできたことにとても満足している。とても大きな大会で、伝統もある。大きなイベントだし、今は本当に幸せだよ」
一方、敗れたルブレフはキャリア通算14勝目をあげることはできなかった。
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