女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)は1日、シングルス決勝が行われ、第8シードの
V・クデルメトバが第2シードの
J・ペグラ(アメリカ)を7-5, 6-1のストレートで破り、大会初制覇を成し遂げると共にツアー2勝目を飾った。
>>西岡vsシナー 1ポイント速報<<>>西岡、アルカラスらチャイナOP組合せ<<世界ランク19位で26歳のクデルメトバは今季、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、ドクレー、WTA1000)とBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)で4強入り。最高成績は6月のリベマ・オープン(オランダ/セルトーヘンボス、芝、WTA250)での準優勝となっている。
東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントに出場するのは2年連続2度目であり昨年は4強入り。今大会では1回戦で世界ランク149位の
H・ダート(イギリス)、2回戦で同96位の
K・デイ(アメリカ)、準々決勝で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、準決勝で同86位の
A・パブリュチェンコワを下し決勝進出を決めた。
世界ランク4位のペグラと顔を合わせたこの日の第1セット、クデルメトバは第2ゲームでブレークに成功。第5ゲームでブレークバックを許したものの終盤となる第12ゲームで2度目のセットポイントとなるブレークポイントをものにし先行する。
続く第2セット、クデルメトバはファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは2度のブレークに成功し1時間24分で勝利した。
その後行われた表彰式には同大会5度の優勝を誇る
M・ヒンギス(スイス)が登場しプレゼンターを務めた。
優勝したクデルメトバは「まずはジェシカ(ペグラ)選手におめでとうと伝えたい。素晴らしい試合にしてくれたし、今シーズンを良い形で締めくくれることを願っている。そして私のコーチであり夫であるセルゲイに感謝を伝えたい。彼はいつも一緒にいてくれた。本当にありがとう。そして大会を成功裏に導いてくれたスポンサーの皆様、関係者の皆様ありがとう」とスピーチした。
「そして今日、私を応援してくれた観客の皆さんありがとう。皆さんの前でテニスができたことを本当にうれしく思っている。本当にありがとう」
優勝したクデルメトバは2021年4月のボルボ・カー・オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)以来 約2年6カ月ぶりとなるツアー2勝目を飾った。
準優勝のペグラ、マルチナ・ヒンギス、優勝したクデルメトバ[画像提供: tennis365.net]
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