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ハレプのドーピング「故意」と結論

シモーナ・ハレプ
元世界ランク1位のハレプ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの不正を監視することを目的とした機関 ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は14日、女子テニスで元世界ランク1位のS・ハレプ(ルーマニア)に対し4年間の出場停止処分を決めたことについて判決内容の全文を公開した。

>>ハレプから禁止成分ロキサデュスタットが検出された理由と経緯<<

2022年10月21日にITIAは四大大会2勝を含むツアー通算24勝を誇るハレプがドーピング検査で陽性反応を示したことを発表。ITIAは同年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で採取した検体から使用が禁止されているロキサデュスタットが検出されたとした。

昨年10月の発表からハレプは一貫して禁止薬物の摂取を否定。コーチであるパトリック・ムラトグルー氏も無実を訴え続けてきた。約11ヵ月間にわたり聞き取り調査や更なる検査などをしたITIAは12日に結果を発表。暫定的な出場資格停止となった昨年10月7日(発表は21日)から換算して4年間の公式戦出場停止処分を決定した。

また、ITIAは昨年の全米オープンで検出された以外にもう1点不正があったと報告。それはアスリート・バイオロジカル・パスポートの不正に関することで、スポーツ選手から経時的に検体を採取し解析するこの方法で検査を進めるなか、ハレプから提出されたものに不正があったとした。具体的な不正内容は明文化されていないが、上記2点において4年間の出場停止処分が言い渡された。

ハレプはこの決定について12日に声明を発表。今後も戦っていくことやスポーツ仲裁裁判所へ訴えることも明かした。

そのなかでITIAは判決内容の全文を公開した。

「・同選手(ハレプ)のロキサデュスタットに関するアンチ・ドーピング規則違反は故意であったという結論。
・アスリート・バイオロジカル・パスポートのデータの結果として、同選手がドーピング防止規則違反を犯したことに『納得できる』という結論。
・WADA(世界ドーピング防止機構)の独立したアスリート・バイオロジカル・パスポート・ユニットの一部である専門家と共有され、専門家が選手の身元を知ることは、パスポートのデータに対する見解に影響を与えなかったという判断。
・ハレプ選手には、本件の審理と決定が遅れたことについての責任はない。しかし、ITIAや他の関係者にも責任はない。
・罪に対する罰を減らす必要はないと判断。暫定的資格停止処分の開始日(2022年10月7日)から4年間の制裁を科す」




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