テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日に男子シングルス2回戦が行われ、第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)が予選勝者で世界ランク128位の
D・ストリッカー(スイス)に5-7, 7-6 (7-2), 7-6 (7-5), 6-7 (6-8), 3-6のフルセットで敗れる波乱が起きた。
>>【動画】予選勝者ストリッカーがチチパスを撃破した瞬間<<>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組み合わせ<<優勝候補の1人でもある世界ランク7位のチチパスが同大会に出場するのは6年連続6度目。四大大会のうち全米オープンが唯一4回戦以上に進出したことのない大会となっていたものの、今大会は1回戦で元世界ランク3位の
M・ラオニッチ(カナダ)にストレートで快勝し調子の良さを見せていた。
予選勝者のストリッカーとの対戦となった2回戦の第1セット、両者キープを続けるも終盤の第11ゲームでチチパスはこの日初めてのブレークを許し先行される。
それでも第2・第3セットはタイブレークの末に獲得し勝利まであと1セットとする。
迎えた第4セット、両者1度ずつのブレークに成功し迎えた第8ゲームでチチパスはこのセット2度目のブレークを果たしサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし勝利目前のこのゲームでチチパスはブレークバックをストリッカーに許し、このセットもタイブレークに持ち込まれる。タイブレークでは2度目のセットポイントをストリッカーにものにされ、試合はファイナルセットへ。
ファイナルセットでチチパスはストリッカーの勢いを止めることが出来ず第2ゲームでブレークを許すと、序盤から3ゲームを連取される。チチパスはこのリードを最後まで守り切られ4時間4分で2回戦敗退となった。
番狂わせを起こしたストリッカーは3回戦で第28シードの
C・ユーバンクス(アメリカ)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク108位の
B・ボンズィ(フランス)の勝者と対戦する。
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