男子テニスのミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク28位の
N・ジャリー(チリ)との約3時間に及ぶ激闘を6-7 (6-8), 7-6 (7-4), 6-2の逆転で制し、ツアー大会では5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)以来 約3カ月ぶりのベスト4進出を果たした。
>>【動画】フェデラーが両手バックハンド、子供たちに手本見せる<<>>マレーらムバダラ・シティOP組合せ<<先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では4回戦で
C・ユーバンクス(アメリカ)に激闘の末に敗れた世界ランク5位のチチパス。それ以来のツアー大会である今大会、初戦となった2回戦で世界ランク114位の
J・イズナー(アメリカ)を下し初戦突破を果たした。
準々決勝の第1セット、第4ゲームでブレークに成功したチチパスだったが直後の第5ゲームでブレークバックを許す。その後は互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。チチパスは6-3でリードするも3度のセットポイントを活かせず、5ポイントを連取され先行される。
続く第2セット、第1・第5ゲームで1度ずつブレークチャンスを得たチチパスだったが活かせず、再びタイブレークにもつれ込む。2度のミニブレークに成功したチチパスが1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入ったときに全てのポイントを獲得したチチパス。第4・第8ゲームでブレークを奪い、2時間57分の激闘の末に勝利した。
勝利したチチパスは第4シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と第8シードの
I・イヴァシカの勝者と対戦する。
同日には第5シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と第7シードの
D・ケプファー(ドイツ)が4強に駒を進めた。
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