女子テニスのバート ホムブルク オープン(ドイツ/バート ホムブルク、芝、WTA250)は28日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク129位の
J・タイシュマン(スイス)を6-3, 6-1のストレートで破り、芝コートで自身初のツアーベスト8進出を果たした。
>>【動画】股抜きショット披露、世界1位が芝で初の8強へ<<世界ランク1位のシフィオンテクは7月3日にウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の開幕が控えるなか前哨戦のバート ホムブルク オープンに出場。1回戦で同58位の
T・マリア(ドイツ)逆転で下し2回戦へ駒を進めていた。
この試合、シフィオンテクはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。タイシュマンに5度のブレークチャンスを与えたもののいずれもセーブした。逆にリターンゲームでは同じく5度のブレークポイントを握ると、そのうち4度をブレークに繋げ、1時間19分で勝利を決めた。
また、この試合でシフィオンテクは第1セット、ゲームカウント2-2で迎えたブレークチャンスで股抜きショットを披露するなど観客を大いに沸かせる場面もあった。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはシフィオンテクのコメントが掲載されている。
「初めて芝コートで準々決勝にいけたからとても興奮しているわ。確かに、今日はいい1日だった。自分のパフォーマンスには満足しているし、すべてをコントロールできたと思う。クレーコートのスタイルを芝スタイルに変えるのは、年々簡単になってきている。経験を積めばできるようになると思う。芝サーフェスでの将来についてはかなりポジティブよ」
準々決勝でシフィオンテクは第9シードの
A・ブリンコワと対戦する。ブリンコワは2回戦で世界ランク96位の
L・フェルナンデス(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
M・シェリフ(エジプト)や世界ランク52位の
K・シニアコバ(チェコ)らがベスト8進出を決めた。
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