テニスのウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は27日、女子シングルス予選1回戦が行われ、予選第22シードの
日比野菜緒が世界ランク232位のA・ザハロヴァを6-4, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たした。
3試合に勝利すると7月3日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。
2021年以来2年ぶり4度目の本戦入りを狙う28歳の日比野は前週、ITF W1000イルクリー(イギリス/イルクリー、芝、ITF10万ドル)に単複で出場し、シングルスベスト8、ダブルスでは優勝という成績を残しウインブルドンへ臨んだ。
この試合は3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。ザハロヴァに9度のブレークチャンスを与えるもブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功。ネットプレーでは18度のうち14度ポイントに繋げるなど冴えわたり、計30本のウイナーを決め1時間22分で快勝となった。
予選2回戦では世界ランク155位のR・ジャニ(ハンガリー)と対戦する。ジャニは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場したH・クルーマン(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には
内島萌夏が予選2回戦進出を果たしたものの、
坂詰姫野、
本玉真唯は敗れ初戦で姿を消した。
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