男子テニスのカリビアン・オープン(プエルトリコ/パルマス・デル・マル、ハード、ATPチャレンジャー)は16日、シングルス準々決勝が行われ、予選勝者で元世界ランク17位の
B・トミック(オーストラリア)は同じく予選を勝ち上がった同423位のG・ハイデに6-7 (2-7), 7-6 (7-5), 1-6のフルセットで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。この試合の第1セット、セットポイントを握られたトミックは自身のサービスゲームでサーブを放った際にフォルトだと勘違い。返球されたボールを触ったことでセットを落としている。
>>【動画】トミック 自身のサーブをフォルトと勘違いし第1セットを落とす<<>>錦織復帰戦 準決勝1ポイント速報<<>>錦織復帰戦 カリビアンOP組合せ<<現世界ランク378位で30歳のトミックはキャリア通算4勝。最後にツアー優勝を果たしたのは2018年の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)であり、決勝では第1シードの
F・フォニーニ(イタリア)との激闘を6-1, 3-6, 7-6 (9-7)のフルセットで制しタイトルを掲げている。
今季8度目のチャレンジャー大会となったトミックは今大会、予選2試合を勝ち上がり本戦入り。1回戦では世界ランク358位の
A・ボルト(オーストラリア)、2回戦では第5シードのD・スウィーニー(オーストラリア)を下して8強入りした。
この日の第1セット、トミックは3度のブレークチャンスを握るも活かせずタイブレークに突入。3度のミニブレークを許し1-6とリードを許すとハイデの3度目となるセットポイント、トミックは自身のサービスゲームでサーブを放った際にフォルトだと勘違い。返球されたボールをコート外に落とし、このポイントでセットを落とした。
続く第2セットでも互いにサービスキープが続き再びタイブレークへ。トミックは2度のミニブレークを奪い6-4とリード。この場面でミニブレークを返されるも直後のポイントでは強烈なバックハンドを沈めて、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が47パーセントに留まったトミックは3度のブレークを許し、2時間29分で力尽きた。
勝利したハイデは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク4位の
錦織圭と対戦する。錦織は準々決勝で世界ランク254位の
A・ウォルトン(オーストラリア)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
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