テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝で幕を閉じ、今年は第3シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードの
C・ルード(ノルウェー)を7-6 (7-1), 6-3, 7-5のストレートで破り、大会2年ぶり3度目の優勝を果たすとともに、
R・ナダル(スペイン)の記録を抜く四大大会の男子シングルスで歴代最多23勝目をあげる偉業を成し遂げた。男子プロテニス協会のATPが発表する「ビッグタイトル獲得数」ではジョコビッチが2位のナダルとの差を広げる1勝となり独走態勢になっている。
>>錦織 復帰戦1ポイント速報<<>>錦織復帰戦 カリビアンOP組合せ<<ATP公式サイトでは「四大大会」、「Nitto ATPファイナルズ」、「ATPマスターズ1000」、「オリンピック」の4つのカテゴリーを「ビッグタイトル」と総称。ジョコビッチは今回のタイトルで「67」に伸ばした。2位は59のナダル、3位は54の
R・フェデラー(スイス)となっている。
36歳のジョコビッチは2016年と2021年に続き3度目の全仏オープン制覇。1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)も優勝を飾っており、1シーズンですべての四大大会のタイトルを獲得する「年間グランドスラム」が見えている。
【3選手のビッグタイトル獲得数と出場数】
※/左から獲得数と出場数
■N・ジョコビッチ
四大大会:23/70
ファイナルズ:6/15
マスターズ1000:38/125
合計:67
■R・ナダル
四大大会:22/67
オリンピック: 1
ファイナルズ:0/11
マスターズ1000:36/128
合計:59
■R・フェデラー
四大大会:20/81
ファイナルズ:6/17
マスターズ1000:28/138
合計:54
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