テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が予選から出場した世界ランク159位の
F・コボッリ(イタリア)(イタリア)を6-0, 6-2, 7-5のストレートで破り、3年連続3度目の初戦突破を果たした。
>>ダニエル、西岡ら全仏OP組み合わせ<<>>西岡vsウルフ 1ポイント速報<<20歳で世界ランク1位のアルカラスは全仏オープン3年連続の出場。2021年は3回戦に進出し、昨年はベスト8まで駒を進めた。
この試合、アルカラスはファーストサービスが入る確率が74パーセントと高水準を記録し、コボッリのブレークを1度に抑えた。リターンゲームでは18度ものブレークチャンスを創出。そのうち7度ブレークに繋げ、1時間57分で快勝している。
2回戦では世界ランク112位の
ダニエル太郎と顔を合わせるアルカラス。ダニエルは1回戦で同77位の
C・オコネル(オーストラリア)をストレートで下し初戦突破を果たした。
両者は2021年のオエイラス・オープン(ポルトガル/オエイラス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)の準決勝で1度だけ対戦しており、当時アルカラスは世界ランク114位。そのときはアルカラスが6-2, 5-7, 6-2で勝利した。
試合後の会見でアルカラスはダニエルとの対戦について言及している。
「まずはその試合(2年前の初対戦)を見直さなければね。というのも、正直なところ彼(ダニエル)と対戦したことを知らなかったんだ。覚えてないんだ。僕はあの試合からだいぶ成長したと思う。もちろん太郎もそうだけど。太郎は今年も絶好調なんだ。彼は素晴らしいプレーをしている。偉大な選手たちとの素晴らしい試合に勝っているんだ。オコネルにも簡単に勝ったし、ローラン・ギャロスの前の大会では素晴らしいプレーをした」
「だから、僕は太郎のレベルを知っているよ。2回戦は本当にタフな試合になると思うし、そうなることを覚悟しなければならない。本当にタフな一戦になるね」
同日には第3シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)や第8シードの
J・シナー(イタリア)、第12シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らが初戦を突破している。
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