男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク79位の
C・ガリン(チリ)が同68位の
P・カチーン(アルゼンチン)を6-4, 3-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破り、3年連続3度目の初戦突破を果たした。
>>ジョコビッチ、西岡らBNLイタリア国際 組合せ・結果<<>>シフィオンテクらBNLイタリア国際 組合せ・結果<<今季序盤は苦しんだ26歳のガリンだが、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると16強入り。その後、先月のフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)とBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)で8強入りしている。
BNLイタリア国際に出場するのは4年連続4度目であり、昨年は初のベスト8進出を果たしている。
この日の第1セット、第1・第2ゲームで互いにブレークを奪い合うとガリンは第7ゲームで2度目のブレークに成功。第9ゲーム、2度のセットポイントとなるブレークポイントを活かせなかったものの、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをラブゲームでキープし先行する。
しかし、続く第2セットでは第4ゲームでブレークを許したガリン。その後、サービスキープが続くと第9ゲームでは1度のブレークチャンスを活かせず、カチーンに3度目のセットポイントをものにされ、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ガリンは第6ゲームでブレークに成功し、第9ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、2度のマッチポイントを活かせず、ここでブレークバックを許しタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功したガリンがこの試合3本目のマッチポイントをものにし、2時間51分の激闘を制した。
勝利したガリンは2回戦、第16シードで世界ランク17位の
T・ポール(アメリカ)と対戦する。今大会、シード勢は1回戦免除のためポールはこの試合が初戦となる。
同日には世界ランク40位の
S・バエス(アルゼンチン)、同57位の
ウー・イービン(中国)、同63位の
G・バレール(フランス)、同84位の
S・ワウリンカ(スイス)らが2回戦に駒を進めている。
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