女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・サバレンカが世界ランク31位の
P・バドサ(スペイン)を4-6, 6-4, 6-4の逆転で破り、3年連続のベスト4進出を果たした。
>>ムセッティvsチチパス 1ポイント速報<<>>アルカラスらバルセロナOP組合せ<<世界ランク2位で24歳のサバレンカは今季、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝。その後、先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では準優勝、翌週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では8強入りしている。
サバレンカはポルシェ・テニス・グランプリでは2度準優勝。2021年の決勝では
A・バーティ(オーストラリア)に6-3, 0-6, 3-6の逆転で、2022年は
I・シフィオンテク(ポーランド)に2-6, 2-6のストレートで敗れている。
今大会、上位4シードは1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク12位の
B・クレチコバ(チェコ)を6-2, 6-3のストレートで破り、準々決勝進出を決めた。
この日の第1セット、サバレンカは第3ゲームで唯一ブレークを許し、40分で先行される。続く第2セット、序盤で2ゲーム連取を許したサバレンカだったが、第7ゲームから4ゲーム連取に成功し、48分で1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、序盤でいきなり3ゲーム連取に成功したサバレンカは第4ゲームから3ゲーム連取を許す。その後、互いに1度ずつブレークを奪い合うと、サバレンカは第10ゲームで2度目のマッチポイントをものにし、2時間30分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでサバレンカのコメントを紹介している。
「自分に言い聞かせていた。もう1回ボールを返して、走って、このゲームに勝とう。そしたら、このセット(第2セット)は取れるかもしれない。第3セットで何が起こるかは誰にもわからない。第2セットは間違いなく重要なゲームだった」
勝利したサバレンカは準決勝で世界ランク24位の
A・ポタポヴァと対戦する。ポタポヴァは準々決勝で第4シードの
C・ガルシア(フランス)を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には、第1シードのシフィオンテクと第3シードの
O・ジャバー(チュニジア)が4強へ駒を進めた。
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