女子テニス協会のWTA公式サイトは27日、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)に第16シードとして出場する世界ランク13位の
B・クレチコバ(チェコ)のインタビューを掲載。世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)、同2位の
A・サバレンカ、同7位の
E・ルバキナ(カザフスタン)が女子の「Big3」と呼ばれていることについて言及した。
>>サバレンカらマイアミOP組合せ<<>>アルカラスら マイアミOP組合せ<<27歳のクレチコバはこれまで、シフィオンテクとサバレンカに次ぐ6つのシングルスタイトルを獲得。2021年には全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝を果たし、昨年2月28日付の世界ランキングではキャリアハイの2位を記録した。
また、先月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)ではシフィオンテクやサバレンカらを下し、優勝を飾っている。
クレチコバは新たな「Big3」に自身が入っていないことについて「SNSで何かを読むたびに、イガ(シフィオンテク)、アリナ(サバレンカ)、エレナ(ルバキナ)のことが書かれている。他に何をすればいいのか?また、どうやって証明すればいいのだろうか?」と語った。
「今週もまた自分はここにいて、このトップ3に入れるように証明したい。私も話題に上りたいし、認められたい。なぜなら、私はそれに値すると思うから。これまでツアーで多くの成功を収めてきたのに、評価されていないと思うわ」
「これは大きなモチベーションになる。この3人のビッグプレーヤーの陰で、忘れ去られたくはないわ。彼女たちは素晴らしいプレーをしていて、素晴らしい結果を出しているけど、私も同様に良いプレーをしていると感じている。もっと評価されるべきなのに、あまりされていないと感じている。もっと試合に勝って、自分もそこにいることをみんなに証明しなければならないと思うわ」
クレチコバはマイアミ・オープン4回戦で第2シードのサバレンカと対戦する。両者は5度目の顔合わせでクレチコバの1勝3敗。直近では前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)4回戦で対戦しており、その時は3-6, 6-2, 4-6のフルセットで敗れている。
今回の対戦についてクレチコバは「とてもワクワクしている。彼女は絶好調で、直近のグランドスラムの女王。彼女のテニスはとても面白いし、対戦するのが好き。彼女のショットは非常に速く、サーブやリターンも同じ。非常に攻撃的よ」とコメントしている。
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