女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は25日、シングルス決勝が行われ、世界ランク30位の
B・クレチコバ(チェコ)が第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を6-4, 6-2のストレートで破り、今季シングルスツアーで初のタイトルを獲得した。
>>西岡 良仁、アルカラスらアカプルコ組合せ<<>>ジョコビッチらドバイ選手権組合せ<<先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではダブルスで
K・シニアコバ(チェコ)とペアを組み優勝を飾っているクレチコバ。シングルスにおいては前週のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)で初戦敗退を喫するなど自己最高の2位から30位へランクを落としている。
しかし、今大会では
D・カサトキナや
P・クヴィトバ(チェコ)、
A・サバレンカらを破り決勝進出。今季シングルス初のトロフィーをかけて世界1位のシフィオンテクと激突した。
試合は6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得したクレチコバがシフィオンテクのブレークを2度に抑える。リターンゲームでは3本のダブルフォルトを犯すシフィオンテクに対し5度のブレークに成功し、1時間31分で勝利した。
女子テニス協会のWTA公式サイトには昨年10月のアジェル・オープン(チェコ/オストラヴァ、ハード、WTA500)以来となる10度目のツアー制覇を成し遂げたクレチコバのコメントが掲載されている。
「今週は、最高のテニスができたと思う。自分のテニスができただけでなく、緊張を抑えて、この1週間コート上で起こったことすべてを楽しむことができたから、本当に満足しているの。イガ(シフィオンテク)と対戦するときは、苦しまないと勝てない。彼女は素晴らしいショットを打つから。彼女は長いラリーをするのが好きなの。だから、苦しまないといけない。それでもかまわないけどね」
「また調子を上げて、決勝や大好きなビッグマッチに行けるようにがんばりたいわ」
クレチコバとシフィオンテクは昨年10月のアジェル・オープン決勝でも対戦しており、そのときはクレチコバがフルセットで勝利して優勝を飾っていた。通算成績は2勝2敗のタイになっている。
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