女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は19日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・サバレンカが世界ランク12位の
B・クレチコバ(チェコ)を6-2, 6-3のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
>>西岡vsシナー 1ポイント速報<<>>西岡、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<世界ランク2位で24歳のサバレンカは今季、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝。その後、先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では準優勝、翌週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では8強入りしている。
サバレンカはポルシェ・テニス・グランプリでは2度準優勝。2021年の決勝では
A・バーティ(オーストラリア)に6-3, 0-6, 3-6の逆転で、2022年は
I・シフィオンテク(ポーランド)に2-6, 2-6のストレートで敗れている。
2回戦、サバレンカは直近3大会の全てで対戦し、2勝1敗としているクレチコバと今季4度目の対戦。この日、10本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えず、リターンゲームでは8度のブレークチャンスの内3度をものにし、1時間15分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにサバレンカのコメントを掲載し「彼女(クレチコバ)との対戦はいつもタフなので、この勝利はとてもうれしいわ。今日はサーブがうまくいったと思う。リターンでは彼女にプレッシャーをかけたので、あまり時間を与えなかった」と語った。
勝利したサバレンカは準々決勝で世界ランク31位の
P・バドサ(スペイン)と同64位の
C・ブクサ(スペイン)の勝者と対戦する。
同日には第3シードの
O・ジャバー(チュニジア)、第5シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第6シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が8強入りした一方、第8シードの
M・サッカリ(ギリシャ)は2回戦で姿を消した。
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