女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は27日、シングルス4回戦が行われ、第2シードの
A・サバレンカが第16シードの
B・クレチコバ(チェコ)を6-3, 6-2のストレートで破り、2021年以来2年ぶりのベスト8進出を果たした。
>>サバレンカらマイアミOP組合せ<<>>アルカラスら マイアミOP組合せ<<世界ランク2位で25歳のサバレンカは1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝。前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では準優勝を果たしている。
今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク42位の
S・ロジャース(アメリカ)を6-4, 6-3、3回戦で第31シードの
M・ブズコバ(チェコ)を6-1, 6-2のストレートで下し、ベスト16進出を果たした。
両者は5度目の顔合わせでサバレンカの3勝1敗。直近では前週のBNPパリバ・オープン4回戦で対戦しており、その時はサバレンカが6-3, 2-6, 6-4のフルセットで勝利している。
サバレンカはこの試合、ファーストサービスが入った時に87パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークを許さず。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、わずか1時間6分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでサバレンカのコメントを紹介している。
「私にとっては素晴らしいパフォーマンスだった。今日は本当に素晴らしいテニスができたと思う。特にバーボラ(クレチコバ)のような選手とは、いつもタフな試合をしているので、このレベルにはとても満足しているわ」
「ここ2試合は第1セットを先取して、第2セットでは毎回コートの中でおかしくなったり独り言を言ったりして、少し調子を崩していたように思う。今日は何があっても集中し、自分のことをやり続けた」
「今日は自分のサーブのおかげで、彼女に多くのプレッシャーがかかったと思う。今日の鍵は間違いなく私のサーブだった。彼女のサービスゲームで私はより自由にプレーすることができたわ」
勝利したサバレンカは準々決勝で世界ランク74位の
S・シルステア(ルーマニア)と対戦する。シルステアは4回戦で同103位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)を7-6 (7-3), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第3シードの
J・ペグラ(アメリカ)、第10シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)、第15シードの
P・クヴィトバ(チェコ)、第18シードの
E・アレクサンドロワ、第25シードの
M・トレヴィサン(イタリア)、第27シードの
A・ポタポヴァが8強へ駒を進めた。
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